≪中国 西安≫ 食事 その3 同盛祥で羊肉泡(モウ)をちぎる

西安での食事3軒目は、羊肉泡と呼ばれるイスラム系料理で有名な同盛祥です。
同盛祥、ひとつ前の記事に書いた徳発長の隣にあります。


西安はシルクロードの起点の街であり、多くのウイグル族(回族)が暮らしておりイスラム文化圏が強く入っている都市です。
そのため、西安では中華料理のほかにイスラム系料理も食べられます。

羊肉泡は食べ方がとてもユニークでした。
まず、モウと呼ばれる固いパンをもらいます。


これをこれでもかというぐらい、黙々とひたすら細かくちぎっていきます。
モウは結構固いので、途中で指が痛くなってきますが、地元の方などは慣れたものであっという間に細かくちぎっていました。


その後、細かくちぎり終えたモウを入れた器を店員に渡すと、羊肉のスープと春雨を入れて持ってきてくれます。モウが大きいとスープとよくなじまないので、できるだけ細かくちぎっておく必要があるようです。

モウがスープを吸って出来上がりはこんな感じになります。


正直、羊肉のスープの味が独特なのと、モウがブヨブヨになって食感もあまりよくないので、最後まで食べきることはできませんでした。

ただ、異文化を感じられる料理なので、西安に行かれた際にはぜひ試してみてください。
1杯26RMBで手頃に食べられます。