≪中国 西安≫ 兵馬俑観光 日本語プライベートツアー その3 世界遺産 始皇帝兵馬俑博物館

≪中国 西安≫ 兵馬俑観光 日本語プライベートツアー その2 華清池の続きです。

兵馬俑観光日本語プライベートツアー3か所目は、今回の旅の最大の目的でもある世界遺産の始皇帝の兵馬俑博物館です。

専用車を降りてから入場ゲートまでは少し距離がありました。


入場後も場内はかなり広いため、カートに乗って移動しました。
もちろんゆっくりと歩いて行くことも可能です。

このカートに乗るには別途料金がかかります(5元/人)
始皇帝兵馬俑博物館1号抗

いよいよ兵馬俑との対面です。始皇帝が自身の陵墓を守るために作った陶製の兵士や馬が整然と整列している様はまさに圧巻で、そのスケールの大きさに圧倒されました。

まずは正面から、全体像を見ます

1体1体、顔や服装が異なります


兵馬俑は1974年に農民が井戸を掘っていて偶然に発見されたそうですが、最初に発見されたときに掘られた井戸跡も残っています。それまで2000年以上みつかっていなかったため盗掘もされずに残っていたことが、まさに奇跡的ですね。

最初に発掘された井戸の跡

さらに、修復途中の兵馬俑や発掘中の兵馬俑もあって、現在も日々発掘と修復が行われていることを知りました。なかなかこういったモノは現地に行かないと見れないものです。

修復中の兵馬俑

発掘中の兵馬俑

次に秦銅製車馬陳列館へ行きました。


ここにはもう一つの目玉である、青銅製の馬車の復元品が陳列されています。

発掘された時の写真

復元品


始皇帝が巡行される際に使った馬車を再現したもので、副葬品として埋葬されていたそうです。
当時、ここまで精巧にモノを作る技術がすでにあったという事実に驚きました。
この馬車は国外不出とのことで、ここに実際に来ないと見ることができない中国第一級の貴重なお宝だそうです。

実際の兵馬俑は予想していた以上のスケール感があり、西安まで行った甲斐がありました。人類が後世に伝える価値のある世界遺産だと思います。

ちなみに夏にここを訪れた時はすごい数の人で、博物館に入る前から大混雑、中に入っても立ち止まって見ることは出来なかったとガイドさんが教えてくれました。
我々が訪れたのは12月末だったので、ゆっくりと見学することができました。

≪西安までのフライトに関する記事≫
名古屋から西安へのフライト その1 経由地上海での乗り継ぎ
名古屋から西安へのフライト その2 到着地西安での荷物受けとり